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2009-02-14 Sat 11:45 いのちを繋ぎ いのちを繋ぎ わたしたちは いのちのリレーを つづけている
このバトン もらったからには 次のだれかに渡さねば
次の中継点で わたしを待っているのは どんな子だろう
早く早くがんばってと わたしのこと 応援しているかしら
でもこのリレー 急ぐことなんか ないんだよ
曲がりくねった 道があっても 迷路や道草があっても いいんだよ
ゆっくりでも のんびりでもいい 二人三脚でもかまわない
完走して バトンをわたすことだけが 大切なんだよ
次の子また次の子 そのまた次の子 みんなわたしを待っている
途中棄権さえしなければ スキップだって 歩いたって 立ち止まっても いいんだよ
いのちを繋ぎ いのちを繋ぎ あなたにバトンを 渡すまで
テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学 |
2009-02-13 Fri 22:14 冬眠していた わたしのこころ 揺り起こすように 春一番が吹き荒れる
生きていることに疲れて 眠ったように 永らえていた
わたしのこころに 降り積もった黄砂 吹き飛ばすように 春一番が吹き荒れる
満開になった梅の香りが 強風に煽られ渦巻く
春はもう 隠しようもなく どよめいている
冬の間 わたしのこころを 慰めてくれたカモたちが 追われるように 北へ帰る準備を始めた
わたしのこころも カモたちと一緒に 北の空を目指したいと ぐずっている
湖の光の中で生まれた もうひとりのわたし
いま鳥になり この翼のかぎり 大空に羽ばたきたいと 願っている
たとえ 飛べないアヒルでも あなたのもとへ 飛び立ちたい
春は来て 鳥は去り わたしのこころは また置き去りにされるのか
南風の吹きゆく先を 眺めながら キイと一声 アヒルが鳴いた
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2009-01-28 Wed 22:02 星降る夜に あなたとふたり
凍えるような 木枯らしのなか
絡めた指が 熱く燃えてた
生きてることが うれしくて 言葉がみんな まっすぐで
愛という言葉の意味を はじめて知った
ふるえてた あなたもわたしも くちびるも
真っ白な息 溶け合って 星のしずくが 降り注ぐ
あなたの瞳に 星が飛ぶ
わたしのこころに 星が飛ぶ
目をつぶっても 満天の星きらめいて
ふるえるこころ ふるえるからだ ふるえるくちびる
かなしいような せつないような どうしようもない うれしさが
星が飛ぶ 青い青い星が飛ぶ
あなたとわたしが 星になる
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2009-01-26 Mon 10:41 あなたの影が 震えている
わたしが入り込むのを 拒むように
桜吹雪の舞う春も 木洩れ日の降り注ぐ夏も 月の光がこぼれる秋も
いつもわたしは あなたの影の中にいて あなたのことを 見上げていた
雪上がりの 冬の日差しの中で あなたの影は 震えている
もうわたしを中には 入れてくれないの?
あなたの影は あなたのもの あなたのにおいも ぬくもりもある
あなたの影は わたしの隠れ蓑 なんかじゃない
できることなら あなたの前に現れて
あなたの影と わたしの影を 重ね合わせて
あなたの影の震えを 止めてあげたい
雪上がりの 冬の日差しの中で
青く凍った雪が ふたりの影の体温で 溶けてしまうように
影の震えが止まったとき わたしのこころが 震えだす
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2009-01-25 Sun 18:19 手のひらに ぽとりと落ちた 月のしずく
指先でそっと 触れてみると
青くひんやりした感触が 次第に弾力を帯びて 柔らかな真珠のような 玉になる
手のひらで ころころ転がしていると
ころんと滑って 舗道に跳ねて あなたの口の中に 飛び込んだ
あなたは何も 気づかない
でも急にあなたは やさしくなって わたしの背中に腕を回し 引き寄せて
そっとやさしく キスをするの
あなたの口から 月のしずくの玉が わたしの口へ
今度は わたしの口から あなたの口へ
そうか そういうことだったのね
月のしずくは 行ったり来たり
あなたが蜃気楼のように 消えたあとも
月のしずくは わたしの口の中で いつまでも 甘くやさしい味がする
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